遂に来てしまった…!ビビりまくりの南米編の突入である。写真無しの文のみでお送り致します…
ブラジルはポルトガル🇵🇹の植民地だったとの事で
ベニス🇮🇹 →
リスボン🇵🇹 →
ポルト🇵🇹 →
リオデジャネイロ🇧🇷
という怠さ満点のルート。
エアポルトガル初めて乗ったが2回出てきたご飯が両方とも美味しかったのよな🍚
空港から取り敢えず市内ミッション。バス乗り場が見つからない…!
・夜だし
・バス見付かってもどうせ乗り換えだし
・結構な雨だし
と理由を付けまくりタクシー。
60レアル(1レアル約25円)で話ししたのに降りる時に70レアルと言い出す。
マッチョマンではなく華奢な女性ドライバーだったので少し口論の末に60レアル予定通り払って退治。ポルトガル語でなんか言ってたが知らん。やはりこういう国なのね。警戒モード。
時計は20時過ぎ。タクシーで住所通りな所に降りたのに予約している宿が何処か分からない…!
発見したが、どうやらチェックインが17時までだったらしく門が閉ざされている様子。SIMがないのでオフラインでアプリを確認したところ17時までのチェックインだったらしく呼び鈴も応答なし。表札無しと夜の出入り制限は治安悪い所あるあるである。
取り敢えずどうしようもないので、宿を探す事に。地図を見る限り宿は付近にあるので歩いて行く事に。
しかし着く宿着く宿同じ状態。看板は無く鉄格子で閉ざされている。
歩いていて感じる。
明らかに街の雰囲気がヤバイ。鉄道の駅があったので中心の街に移動しようとするが、何をしているのか入口にただ立っている黒人。
…これは行ってはいけない。
近いのでもう一駅歩く事に。
雨のお陰か、顔を傘で隠しながら移動。雨の中、大きなゴミ袋を持った裸足の人達がゴミを漁っている。
怖い。
駅に着いたが、無念。駅の切符を買う所に人が居ない。終電が過ぎたのだろうか。
ここの駅にも出入り口にポツンと人が立っている。雨宿りにしてはおかしい場所である。
駅前なのにお店はない。やっていないだけなのか、そもそも無いのかも暗くてよく分からない。
エジプトで会った旅人が口を揃えて言っていた事は、
「南米はとても楽しい」
そして
「一番治安が悪いと感じたのはブラジル」
その言葉が頭を過ぎる。今はリオのカーニバルシーズン。会場近くの中心街に空いている宿があるだろうか?高騰してないだろうか?治安は?
過ぎる時間と共に大きく不安が押し寄せる。
今度はバス停でバスを待つ事にするが来る気配がない。
仕方なく地下鉄の駅まで歩く事に。
傘を差して歩いていても隠せない大きいバックパック。ゴミ漁りをしている人や後ろから車が来るたびに肝を冷やした。
途中バイクが私の隣で停まった。何やら話かけてくる。ポルトガル語の様だ。
「どこに行くのか」「メトロの駅まで送ろうか」と英語に変換して見せてくれ後ろに乗るかと問い掛けてくるがどうしたものか。
バックパックをフル装備でバイクは危険だし、何より信用して良いのかが分からなかったので結局丁寧に断り、そのまま歩く事に。
メトロ駅に到着。電車は動いている様子。
券売機の横にやはり謎の人が立っている…
奥に有人カウンターがあったのでそちらで切符を購入。英語が通じる人だった。
取り敢えず中心部セントロを目指す。
駅にはWi-Fiが飛んでいた。人通りも多く取り敢えずは一安心し、ネットで近くの宿へ。
到着したホステルは英語が通じない宿。
どうやら宿は別棟でバスに乗らないといけないらしい。本当かよ…コロナ流行ってるしアジア人だから断られたのかなぁ。Wi-Fiだけ使わせてもらい次へ。
調べたわけでは無いがホステル発見。四段ベッドのドミトリーで150レアル。たけぇ…カーニバル価格でインフレが起こっている。部屋は割と綺麗だが大雨のせいで雨漏りしている。
背に腹は変えられない。取り敢えず安心し泣きそうになりながら1泊でチェックイン。大体2時間、5km程彷徨った様だった。
フライト疲れもあり泥の様に眠り、翌朝インスタを見ていたら旅人の知り合いが丁度リオに来ているとの事。しかもエアビーで宿をシェアするらしい。
ブラウジングすら遅いWi-Fiから図々しくも混ぜてもらえないかとメッセージを何とか送る。
場合によってはベッドがないから床になるかも知れないがOKだと、割と早くメッセージを返してくれ合流。昨日夜彷徨った所にそのアパートはあった。
日本人の旅人がいっぱい。もちろん目的はリオのカーニバルだ、もうこれで大丈夫だ。
皆は翌日のカーニバルチケットを購入済みの様子で、この日は皆で自炊をしてグダグダして終えた。
だいぶ大袈裟に聞こえるだろうが、本当にここまでの恐怖と安堵を感じたのは旅に出て初めてだ。
お察しだろうが、写真が無いのは撮る余裕が無く携帯も隠しながら地図を最低限見ながら移動していたからである。