令和元年、旅に出る

夢を実現させるべく後先考えず30歳でバックパッカーとして世界一周へ行った男の日記的ブログ

サンティアゴ(待機)

バスで再度サンティアゴに戻る。

 

サンティアゴで合流する2人は既にアパートメントの宿にチェックイン済みなのでそこに向かう。どうやら若い夫婦とのこと。

 

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ちょうど日曜だった為か、街は完全にゴーストタウン。これはこれでなんだか不安になり怖い。


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1階に入っているスーパーだけ営業しているモールも上の階は静まり返っている

 

ここらでまだ行っていない南米のペルーやボリビア鎖国が解けないか少し様子を見る事に。

幸いに、チリはこの時は出入国が出来る状態。

 

ボリビアは公共の乗り物と止まるとの事だったのでその手の国に居たら悲惨だった。

 

スーパーに行って皆でシェア飯。それしか楽しみがない笑

 

ここは治安の良い新市街だったので1週間ほど過ごして、治安は落ちるが滞在費の安い旧市街に宿を移動。治安悪そうな的を降りて宿へ。バストイレが2つにグレードアップ!

 

タワマンで、21階の部屋からはナイスな展望

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といっても場所が変わってもする事は相変わらずスーパーへの買い出しと料理のみ。

 

チリ産のマスカットがとても美味しくて気に入った。皮もシャキシャキ食べれて種無しのやつ。覚えた言葉、ウバベルベ・シン・パパ!(スペイン語で種無しのマスカットという意味)

ちなみにジャガイモもパパって言ってたな。まぁあれも繁殖用は種芋とか言うし、広い意味では種っちゃ種か…

 

スーパーは入場制限があった。

 

道中に警察署
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パトカーかっこぇぇ…

 

 

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1週間ほど滞在したがボリビアもペルーも結局、鎖国延長。ペルーに取り残された人で出国希望の人はチャーター機で20万だか30万で脱出する羽目になったらしい。もちろん日本行きではなくアメリカだかメキシコ行き。南米はまだまだだが、日本やヨーロッパもかなりコロナぬ蝕まれているとニュースも入りかなり厳しい状況だ。

身動きが取れる近場の国は南米だとブラジルくらい。中米はメキシコ、北米はアメリカとなる。

 

チェックアウト予定日が近づき、私は比較的身動きが取りやすく安いチケットもゲット出来たのでメキシコのカンクンを目指す事に。ご夫婦も賛同してくれ3人で予約。

バルパライソに一緒に行った2人は断念し帰国すると言う。

 

しかしメキシコのチケットはフライトキャンセルと連絡が入る。周りの旅仲間も帰国組が増え、コロナは明らかに勢力を拡大している。

帰国組の2人もアメリカから日本行きをキャンセル食らったらしい。

 

「明日空港窓口行って交渉します」

2人は急遽宿を発つ事に。

一緒に見送り実際の様子を見に空港へ✈️

 

空港行くまでの電車で、帰国組の子がスマホをスられた。そこのポケット危ないよって言ってたのに帰国前に最後の最後で…

 

空港はご覧の有様。

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チリ最大の空港とは思えない状況だ。

 

カウンターで交渉してチケットは取れた様子。

チリ→アメリカ(NY)→日本

らしいが、アメリカ→日本が発券こそされたが実際に飛ぶかは分からないとのことだがもちろんその時は無料で振り替えをしてくれる。

 

晴れて2人はチリを出国した。

 

我々もメキシコ行きの飛ぶチケットを聞いたら20万円程するとのこと。日を選べば安いのもあるだろうが出して4万だなと思っていたので却下。

 

その翌日いよいよ我々も帰国かねと話をしていたら昨日の先発組の日本行きの飛行機がキャンセルになったと一報が。振り替えは2週間後らしい。物価のスーパー高いNYで足止めは辛いなぁ、しかも2人は既にNYで年越済みで2度目の訪問なので新鮮さもないだろう。

 

2週間先だなんて、そんなことないだろと思いながら条件の良いチケットを探す。しかしANAの職員に日本語で説明されたらしいから聞き間違いではないだろう。

 

JALANAの公式サイトで運行状況調べながら、飛びそうな事を確認。

行きゃどうにかなる精神でロサンゼルス経由のJAL関空行きをgetした。

 

 

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運命のフライト当日。

アメリカはアウトチケットが必要との事でJALのチケットを見せろと。予約画面ではダメでその場でwebチェックイン。

 

無事チケットは取れたが…

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SSSS印字チケットwww

これはアメリカ当局側から要注意と見なされた場合に印字されるもので俗に言う〝別室行き〟チケットである。

同じ便のサーファーの日本人も加わり4人になったがこの印字は私だけ…英語であれこれ聞かれるのか…やだなぁ…


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ロサンゼルス行きの我々のフライト以外は見事にキャンセルの表示。すごいな…

 

搭乗待ちしている時にアナウンスで名前が呼ばれた。皆と談話中だったが英語のアナウンスなのに良く聞き取れたねと言われたが自分の名前なら割と聞き取れるもの。預けた荷物にバッテリー入れちゃったかな?とか思いながらソワソワしながら窓口へ行く。謎の通路に連れて行かれる。あぁ、どうやらSSSSチケットのやつみたいだ。尋問ではなく指先とスマホを紙でササッと撫でられて機械にinした。結果を見て「大丈夫よ」とお姉さん。ランダムにコロナの調査してるのかな?

 

そのまま搭乗。


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謎イルミネーションの中、割とガラガラなのにコロナ対策もへったくれもなく左右に人が。しかもチェックイン同じタイミングでしたのに皆とはバラバラの席w

 

途中でCAさんが席を好きに座って良いよと言ってくれたので3席を丸っと使えるように。横になって寝られる!

 

10時間半のロングフライト。もちろん映画はあるがスペイン語と英語がメインで日本語なんてない。デジモンポケモンとコナンがあったがやはり日本語はなかった。仕方なく見てたがダイジェストのようなあらすじだけ。

 

 

大人しくロスまで寝て行くかー