20か国目 ネパール カトマンズ
〜1日目〜
デリーを発って1時間ほど…
山が見えてきた
2時間もしないくらいでネパール首都カトマンズに到着である。
これまた古くて小さい空港だな…
ネパールは日本人もビザ必須。〜15日間、〜30日間と滞在日数によって値段が変わる。セルフチェックインみたいな機械で情報を入力。30日間のビザを申請、20だか30ドルだったか。
カード払いできると聞いていたがなぜか断られた。カンボジアで搾り取られた米ドルだったがギリギリ手持ちに残りがあった。ATMは見当たらなかったが、キャッシュが無かったら同伴である所まで行かせてくれたのだろうか…?
中国人だけ専用カウンター?がありやたら長い列が出来ていた。
係員に「中国人か?」と聞かれたが日本人と答えたら空いてる方に案内された。中国人もアライバルビザの機械触っていたから一緒じゃないのか。一体どんなシステムなんだ…
空港を出てタクシーを探さねば。出る前にプリペイドタクシーのカウンターがあり「どこへ行く?」と聞かれタメルだと言うと750ルピーと。相場の倍くらいするから流しに乗ると言うと「じゃあ〜彼についていけ」と、謎の男性出現。ドライバーかな?400ルピーで良いか交渉、大丈夫だと。
乗る前にATM寄らせてと取り敢えずATMでお金を下ろす。ATM手数料500ルピー…ミャンマー程ではないがやけに高いな…2つATMを試すが同じ。まぁ仕方ない。
ちなみにルピーと聞くとインドと同じ単位だが、インドルピーとネパールルピーで別物。ほぼ1円=1ネパールルピーで考えて問題ないので計算不要で楽だ。
この車だ!と骨董品のような800ccと思われるマルチスズキのアルト。タクシーは基本アルトみたいでお馴染みのセダンはまず無い。
謎の男は助手席に乗り込む。いや、お前タクシードライバーじゃないのか。誰やねん。
私でもかなり聞き取りやすい英語を話す。予想通りツアー会社の人間。空港からキャッチが居て問題になってるとネットで見たそのものだ。
途中で違う男に入れ替わる。日本語を微妙に操る男、社長との事。取り敢えず話だけねと宿から近い様だし半端無理やり事務所にタクシーで連行。
到着しタクシーに400ルピー払うが足りないとか言い出す。交渉俺してないし、話した兄ちゃん途中で消えたし…
いくらで話ししたの?と社長が100ルピー払ってくれた。
この100ルピー…恩を売られたというか、海老で鯛を釣られた感じ…なんかこの後ツアー断り難いくなって来たぞ!
エベレストベースキャンプへのトレッキングに興味がある旨はタクシーで説明済み。
手書きでシェルパ、交通費、宿、入山料、朝食が含まれて…と簡易的なパッケージ料金の見積もりを作ってきた。
990米ドル。高い!
しかしトレッキングの場所まで小型飛行機のフライトが必要でそれだけでも往復3万円程掛かるのは知っていた。日数的にも結構長いものなので割とそんなものかな?と思えて来た。凄いしつこいので多少高いかも知れないけど、もう良いかなと言う気持ちになり900ドルで!と言うも全然ダメ。10ドルだけ減って980ドルそのままGOサイン。
カード払いすると言うと+5%掛かるとの事、胡散臭さセンサーが跳ね上がりゴネる。(ちゃんと調べてないけど他のお店でもそうだったので嘘ではないのでしょうがネパールではカード払い時の4%か5%の手数料がユーザー負担っぽい。日本だと利用者に補填させるのはカード加盟店違反です。)
諭されカードのPIN入力画面。インドの入管時と同じで料金が出てないやつ。
料金が分からないから入力拒否ww
完全に疑って掛かるww
リセットしてもらい金額入力するところからチェック、領収書も渡すからと言われるがんなもん信用ならない。
金額が間違いないのを確認、やっと話が纏まった。
明日打ち合わせとの事で17時に迎えに行かせるねーと、オフィスを後にし宿までカバン持ってもらい取り敢えずは申し込み完了。エベレストのお膝元なだけあって旅行会社は腐る程ある。他社の値段見たら後悔しそうだから視界に入れない様にしよう…出発は明後日だ。
お食事はインドから目にしていた「モモ」。ネパール風小籠包といところか。
スチームとフライがあるらしいがスチームしかイメージなかったのでそれをオーダー。160ルピーくらい。
こんなん絶対美味しいじゃん、と思っていたがタレにパクチー内蔵。タレなしでも食べられる味だったので良かった…
この日はこれにて終了、トレッキングの為に荷物の選定をしたかったので宿はプライベートルーム。ゆっくり出来る。荷物を選定していたら、長ズボンが一枚無いことに気付いた。インドでロストしたかな…Columbiaのトレッキングパンツ。使い勝手良くてお気に入りだったので少しショック。長ズボン1本だけになってしまったので買い直ししないと。
夜は少し寒く、シャツ一枚で快適だったインドと違い少し堪える。
〜2日目〜
取り敢えず街を散策。
胡散臭いアウトドアショップがかなり多くある。飲食店に関してはMacやKFCの様なチェーン店は見つからない。
デカデカとGORE-TEXとか「これは凄い質の良いダウンを使っているんだよ、しかも防水だよ」とか絶対嘘だろって物が所狭しと並んでいて見ているだけでかなり楽しい。
お店に入ると割と挨拶とお決まりの「May I help you?」が飛んでくる。ヨーロッパでは当たり前だがアジアでは珍しいと感じた、気のせい?
ズボンは欲しいが本当に冷やかし半分なので勝手に見たいが基本見てるだけだと応えても粘着して着いてくるお店が多いがしつこくもないし悪い気はしない。意外と私はヨーロッパの挨拶文化は好きなのかも知れないとこの時思った。
日本語を話す人はほぼいないが、こんな怪しいショップの店員でも皆が英語を話すのは感心した。
ズボンに求める機能はジッパー付きで伸縮性、後は表現出来ないが生地の感じ。Columbiaのパンツはさらに撥水、速乾、防臭もあったが値段差もあるし偽物のここで買えるものではそれらの機能は無理だろう。
合格点のアークテリクス()のパンツをまけてもらい2000ルピーでゲット。
後は高所に行くので薬の調達。日本だと処方薬で3000〜5000円する高山病の薬、ダイアモックスが100ルピー程で買えてしまうのだ。
爆安だし南米でも使いそうなので2シート購入。
また、行動食も売ってる様な小綺麗なスーパーでキットカット60ルピーx2とクッキー100ルピーを購入。
SIMカードも覗いてみたら2000ルピー、明らかに高い。2軒目は1200ルピーだかで5GBの30日間との事で感じ良いおじさんだったのでそこでお願いした。山で使えるか分からないけど、安いし良いか。
昼は日本食レストランがあるとのネット情報により桃太郎というお店へ。
これが美味しい、感動した。
各国でエセ日本食を多く食べて来たが、ここは下手な日本の食堂で食べるよりも美味しいのだ。鶏うどん430ルピー+13%TAXとか本当に美味しかった。
鶏うどんは合計3回食べた一品
滞在中は行きまくった。カレーうどんは微妙だったけど…笑
総集編
親子丼
カレーうどんは微妙。
中華丼
昨日食べたモモと比べるかなり高いがその価値があった。
日本で食べたかったが食べていないナマズも食べられた。
蒲丼
思ったよりは美味しいが同じ値段だったら豚か鶏のほうが絶対に良いよねって味。まぁ日本で食べたブラックバス、ブルーギルに続き、ナマズも食べた事ある!って経験値は得たかな笑
夕方には予定通りツアー会社へ。
飛行機のチケットやら受け取り、一応厚いダウンも借りた。下痢止め、頭痛薬、風邪薬もゲット。何故かダイアモックスはくれないのだ。
明日の朝6時にホテルに迎えが来るとの事。インドで防犯上早朝外出不可だったので一応フロントに早く出る旨を説明、それならと先に会計も済ませてくれた。今回泊まったOYOグループのホテル、インドでもいっぱいあったけども有名なチェーンみたいでなかなか良かった。ヨーロッパでは視界に入らず知らなかったがまた機会があれば使ってみよう。
〜3日目〜
朝早い。
迷ったがカミーノの失敗を生かし、今回持ち込むのはサブバッグの方。寝袋やダウンが入っているのでパンパン。
宿を出ると日本にはないSwiftのセダンが居た。
空港の国内線に向かう。
当然ショボい
チェックインカウンターへ行ったら中にある方だと。
ゲット。eチケットと情報が違う手書きのボーディングパス
Wi-Fiもあった。
しかし行き先のルクラ行きは遅延の様子。天気が悪いと飛べないらしく、待てとしか言われない。
昼になってもステータスはdelay。
仕方なくやや高い空港メシ。
チャーメン fried noodleと書いてあった。
炒麺。チャーメンと打つとiPhoneで変換出来るww
チャーハンの飯が麺になったからチャーメンね、成る程。
焼きそばよりパサパサしていてスパイシー。うむ、焼きそばの勝ち。
ルクラ行きの飛行機が飛ばないせいでルクラ行きの客が溜まり待合所はカオス。席もない状態、Wi-Fiも時間制限か使えなくなった。
結局9時間ほど待ってディスプレイから消えた。スタッフに聞いたらキャンセルだからカウンターに行けと。
天気だから誰が悪いわけじゃないが、変更の手数料でお金取られんじゃ…と思ったが翌日のチケットに無料で振り替えてくれた。
延泊確定、宿も探さねば!
街まで戻るのは移動費が掛かるので空港近くの徒歩圏内にしよう…
近くと言うほどじゃないが徒歩圏内で宿予約。SIMカード買ってて良かったわ。
agodaのクソほど役に立たないMAPに惑わされながらチェックイン。場所が全く違う所にマッピングするのは本当にやめて欲しい。
チェックインしてご飯
エッグカレー的なやつ。エッグとカレーセパレートなのね…
水が出てきた。やたらスポーティなボトルww
グラスの方はホットと謎仕様。普通に飲んだけど大丈夫だった。
ネパールの宿は南京錠でのロックが多い。コスト掛からないんだろなぁ
鍵と言えばギリシャも変わっていた。
多くの宿がこの手の魔法のカギなのだ。デカくて重くて邪魔で仕方がなかった笑
〜4日目〜
今日も遅延。
昨日居た白人老夫婦もいた。
飛ばないよなーと携帯いじってたらスタッフが来て、「あなた、ルクラじゃない?」と声を掛けられた。
3時間弱遅延したがどうやら今日は飛ぶらしい。気付いたらboardingになっていてバスは皆お揃いだった、スイマセン…
初のプロペラ機
めっちゃ狭い。
普通の旅客機と違い、飛ぶ前じゃなくて動き出す時にGが掛かる感じだった。
さーてようやくルクラへ出発だ〜