さて、マドリードの宿に昨日の夜到着して夜のうちに美術館以外のやることを調べてみた。
宿はロンドンでも1週間以上お世話になったセーフステイ。
パエリヤのリベンジをしたかったのと、闘牛を見よう!と思ったので調べた結果…
パエリヤは米の産地であるバレンシアの家庭料理であるので何処でも美味しかと言うと〜との事。
しかし流石は首都、ネットでここなら美味しいと情報が出て来たのでいずれか適当な所に行こう。
闘牛に関しては日曜日しかやっていないらしい。日曜にはもうここ居ないから見れないやん!スペインではリサーチ不足が非常に目立つ。
日も変わった今日はブランチがてらマーケットへ。
名前ど忘れ。
タパスが多い。
ここだけ安く、1つ1ユーロだった。
鱈のハニーマスタード
これで2ユーロは破格だなぁ…
蟹やマグロ、牡蠣など魅力的な海産物が多い。マドリード海面してないのに…
スイーツも相変わらず美味しそう。
しかしあれこれ食べると結構値段するよなと尻込み。
どうせならと昨日調べたお勧めのパエリヤ屋を改めて調べたら近くに1件あるじゃないか!
早速行ってみるが、1時からだよと。現在12:10。
スペインではお昼は14ー15時くらいのイメージらしい。知っては居たが日本の感覚で行ってしまった。
少しブラブラすることに。
そうすると、後ろから声が。
日本人ですか?
振り向くとイカつい感じの日本人と白人の2人組。めっちゃ怪しいwww
旅行ですか?と、一般的な話をする。良かったからこの辺少し案内しますよと。怪しさ満開だったが着いて行ってみることに。
聞いていると日本人ではなくカナリア諸島出身のスペイン国籍らしく、日本に住んでいたが色々あって強制送還されスペインに来て10ヶ月とのこと。おそらく血は日本人なのかな?スペイン語はこっち来てからみたいでまだまだとのこと。
ディープな所案内するよと、現地人なら20ユーロで買える売春婦が居る通りや薬物の黒人バイヤーが居る通り、美味しいイカリングのサンドイッチ屋さんを教えてくれた。
見た目が怖いせいで、日本人に話しかけるが中々付いてきてくれる人がいないとのこと。セブンスターが恋しいらしく、あったら欲しかった!と。
強制送還され言語も分からない異国の地で一文無し。しかも家も身寄りもない状況でホームレスとの事だったがスペインはホームレスにも優しい国だと。
確かに見た目はホームレスには見えない。薬物を仲介してをお金を稼いでる様だったが、やるのー?とだけ聞かれたがやらないと言うと全く勧められたりはしなかった。
丁度パエリヤ屋がオープンする13時過ぎで別れた。昔はヤンチャしてたみたいだが、普通に世話好きの良い人だった。
オペラ駅側の La Paella Real というレストラン
中は思ったよりちゃんとしたレストランだった。誰も人がいないのが気になったが、13時だと日本感覚でいうと昼前の11時。その時間にオープンと同時に行っても客居ないよなと自己解決。
オートでパンが出て来た。
パエリヤと水を頼む。
30分程掛かるけど良い?他には何か居る?的な事をスペイン語で言われた気がしたが大丈夫!と回答。
またもやオーダーしてないオリーブのピクルスがもりもりと出てきた。
付け合わせでセットのものなのか、お通し的なやつなのか…?
オーダーしてる間に他のお客が来ていたので見てみると他のテーブルにもオリーブはもりもりと盛られていたのでごく普通の光景の様だった。
まぁオリーブはそう高くないので、高くても5ユーロくらいだろう…
ちなみにバーガーに入ってる物は問題ないが、ピクルスをそのまま食べるのはは好きではない。
しばらくして、お待ちかねのパエリヤ登場!
鍋じゃなくて皿で出てきた!
パエリヤも種類があり、イカスミと迷ったがシーフードとチキンのミックスにした。
この前のよりも美味しい!
しかしやはり私の期待値が高いのか、それを上回る事は出来なかった。
ここのお店を紹介していたブログにも日本で食べた方がパエリヤは美味しいかもと書いてあったがその通りなのかも知れない。
やはり私は日本人だ、これはどの料理にも言えるのかなと思う。
しかし量が多い。ピクルスは少量摘んで放置してあるがパエリヤだけでもなかなかのボリューム。
食べ終わる頃には1Lボトルの水が空になっていた。
運命のお会計。
パエリヤ15.6ユーロ
水3.4ユーロ
ピクルス1.75ユーロ
サービスチャージ10パーセント
うろ覚えだがそんな感じで22ユーロ程だった。ピクルス安過ぎ…ピンチョスだと4つくらいで1ユーロするのでちょこっと摘んだから元は取った気がする。
後はフラフラ
王宮
ソルの広場
マズイですよ!
16時過ぎくらいで猛烈に眠くなったので宿に帰って仮眠。この日は取り敢えず終了。明日は美術館だー